現場屋向け実務ガイド・無料版

ホームページを作った後、何をすればいい?

ホームページを公開した後、施工事例、Googleマップ、口コミ、SNSをどう運用すればよいか。現場仕事をしながら無理なく続ける最低限の方法を実体験から解説します。

ホームページは、作っただけではなかなか仕事につながりません。

これは俺自身が一回失敗しています。

数年前、かなり金をかけてホームページを作りました。正直、公開したら多少は問い合わせが来ると思っていました。

でも、ほぼ何も起きなかった。

Googleマップも作っていたけど放置気味。施工事例も増やさず、口コミもたまにお願いする程度。

「ホームページは効果が出るまで時間がかかる」

そう言われて、そのまま受け取っていました。

今思えば、面倒だから逃げていた部分もあったんだと思います。

後から分かったのは、

時間がかかることと、何もしなくていいことは全く別

ということです。

とはいえ、現場仕事をしながら毎日ブログを書いたり、アクセス解析とにらめっこする必要もありません。

このnoteでは、現場屋が無理なく続けられる最低限だけ書きます。


まずこれだけ覚えておけばいい

  • 自分が客なら何を見るかで考える
  • 施工事例を少しずつ増やす
  • Googleマップと口コミも放置しない
  • SNSやジモティなど、入口は1つに絞らない
  • 文章作りはAIに手伝わせる
  • 何か改善したら、すぐ失敗と決めず最低3か月くらい見る
  • それでも弱ければ、その時に数字で原因を探す

全部完璧にやる必要はありません。


1. まず「自分が客だったら」で考える

知らない街で飲食店を探す時や、ネットで少し高い商品を買う時。

まず検索して、

  • 写真
  • 口コミ
  • 価格
  • 店や会社の雰囲気

を確認する人は多いと思います。

工事を頼むお客さんも同じです。

会社を知った時だけではなく、見積もりをもらった後や、家族と相談する時にもホームページを確認されることがあります。

俺のところでも、見積もりを出した後に夫婦でホームページを確認していたお客さんがいました。

だからホームページは、

問い合わせを取る場所だけではなく、「この会社に頼んでも大丈夫か」を確認してもらう場所

でもあります。

迷ったら、

「自分が初めてこの会社に工事を頼むなら、何が見たいか?」

で考えると分かりやすいです。


2. 施工事例を増やす

俺なら最初にここをやります。

施工事例は単なる写真集ではありません。

「本当にこの工事をやっている会社なのか」 「自分と似た工事があるか」 「仕上がりはどうか」

を確認してもらう材料です。

写真は完璧じゃなくても構いません。

工事前、作業中、完成、細かい納まり。

使える写真は色々あります。

そして写真だけではなく、

地域名+商品名+工事内容

も残しておく。

例えば、

松山市でLIXIL フーゴF 2台用カーポートを施工しました。

これだけでも、ただ「カーポートを施工しました」と書くより具体的です。

もちろん、お客様の家や敷地を掲載する場合は、事前に掲載許可を取ってください。


3. Googleマップと口コミも一緒に育てる

ホームページに施工事例を載せたら、Googleビジネスプロフィールにも同じ内容を短くして投稿する。

毎回違う文章を考える必要はありません。

実際、俺のところでも、

「Googleマップを見ました」

と言って問い合わせをいただくことはかなりあります。

口コミも一気に増やす必要はありません。

工事が終わって、雰囲気の良かったお客さんに、

もしよければGoogleの口コミだけお願いできますか?

くらいで十分です。

自分で書いた宣伝より、実際のお客さんの言葉の方が安心材料になることもあります。


4. 入口は1つじゃない

Instagram、TikTok、X、YouTube。

全部やる必要はありません。

俺自身、最初の直客づくりではジモティもかなり使いました。

「ジモティはなんかダサそう」 「Instagramの方がちょっとお洒落」

という感覚も分からなくはありません。

でも、どちらも使い方次第ではかなり強力な発信媒体になります。

大事なのは媒体のイメージより、

自分のお客さんがそこにいるか。仕事につながる使い方ができるか。

です。

そして、それぞれを単体で考えすぎない方がいいと思っています。

例えば、

Googleマップで見つける → 口コミを見る → ホームページを見る → 施工事例を確認 → 問い合わせ

という流れもあります。

ジモティで知って、名刺をもらい、後から会社名を検索する人もいます。

SNSで写真を見て、ホームページを確認する人もいます。

だから、

「Instagramから直接問い合わせが来ないから意味がない」

と簡単に決めつける必要はありません。

どこで会社を知っても、次に検索した時にちゃんと情報が出てくる。

その状態を作っておく方が大事です。


5. 文章作りはAIに手伝わせる

施工事例やGoogleマップの文章を、毎回ゼロから考える必要もありません。

AIに、

  • 何に使う文章か
  • 何を書きたいか
  • だいたい何文字か

を伝えて下書きを作らせる。

例えば、

Googleマップ用。松山市で2台用カーポートを施工。商品はLIXIL フーゴF。営業臭くせず200文字くらい。

くらいでも十分です。

出てきた文章を、

確認 → 添削 → 完成

で使えばいい。

さらに、

この施工写真をInstagramに出したい X用に短くしたい Googleマップ用にしたい

と投稿先まで伝えれば、その媒体に合わせた案も出してくれます。

全部そのまま使う必要はありません。

何案か出してもらって、使えるものだけ選ぶ。

文章を書くことが負担になって更新が止まるくらいなら、AIに下書きを任せた方がいい。

俺はそう思っています。


6. ブログも毎週書かなくていい

「SEOのために毎週ブログを」

と言われることがあります。

現場仕事しながら、それをずっと続けるのは大変です。

ただ、

  • よく聞かれる質問
  • 商品選び
  • 工事の注意点
  • 実際にあった相談

くらいは、たまに残しておくと後から使えます。

わざわざネタを作らなくても、普段の仕事の中にかなりあります。


7. Google検索だけを考えなくてもいい

最近は、AIに

松山市でカーポート工事を頼むなら?

みたいに聞く人もいます。

何をすれば必ずAIに紹介される、というものではありません。

ただ、

  • 施工内容
  • 地域
  • 商品名
  • 口コミ
  • 施工事例

など、自分の会社について具体的な情報がネット上に多い方が、判断材料も増えます。

だから難しく考えず、

実際にやった仕事を具体的に残していく

くらいでいいと思います。


8. すぐに「失敗」と決めない

ホームページを公開して1か月。

問い合わせゼロ。

そこで「意味ない」と決めるのは早いです。

Google側でも、新しいページや変更内容を見つけ、内容を確認し、検索結果へ反映していくまでには時間がかかります。

Googleマップでも、写真、投稿、口コミなどの情報が少しずつ積み上がります。

さらに、お客さんも今日見つけて今日頼むとは限りません。

家族と相談したり、他社と比較したり、工事時期を考えたりします。

だから俺なら、何かテコ入れをしたら、

最低でも3か月くらいは様子を見ます。

ただし、3か月放置するという意味ではありません。

その間も施工事例、Googleマップ、口コミなどを少しずつ積む。

時間がかかるからこそ積む。

という考え方です。


9. それでも弱ければ、数字で原因を見る

ホームページでは、

  • そもそも人が来ているのか
  • どのページを見ているか
  • どこから来たのか
  • 問い合わせまで進んでいるか

を数字で確認することもできます。

ただ、ここまで来ると少し専門的です。

現場仕事をしながら、Google AnalyticsやSearch Consoleまで細かく覚える必要はないと思っています。

例えば、

月10人しか来ていないサイト

と、

月100人来ているのに問い合わせゼロのサイト

では直す場所が全然違います。

何か改善して、しばらく様子を見ても弱い。

その時に初めて、数字を使って原因を探せばいい。

必要であればC-WEBでも、こうした診断を必要な時だけ頼める形にしていく予定です。

毎月固定費を払うのではなく、

最近ちょっと反応が弱いから見てほしい。

となった時だけ頼めるくらいでいいと思っています。


10. 最低限これだけ

全部面倒なら、

  • 工事写真を残す
  • 施工事例を少しずつ増やす
  • Googleマップにも投稿する
  • 良いお客さんには口コミをお願いする
  • 余裕がある時だけ他の媒体も使う

これだけでもいい。

毎日やる必要はありません。

完璧にやる必要もありません。

何か月も何もしない状態だけ避ける。

まずはそれで十分だと思います。


最低限チェック

  • 工事写真を撮った
  • 掲載許可を確認した
  • 施工事例を追加した
  • Googleマップにも投稿した
  • 口コミをお願いした
  • 古い情報が残っていないか確認した
  • 問い合わせ導線が正常か確認した
  • 改善後すぐに失敗と決めず、少し様子を見た

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