ホームページは、作っただけではなかなか仕事につながりません。
これは俺自身が一回失敗しています。
数年前、ホームページ制作にかなり金をかけました。公開までにも時間がかかった。
正直、公開したら多少は問い合わせが来ると思っていました。
でも、ほぼ何も起きなかった。
Googleマップも作っていたけど、ほぼ放置。施工事例も十分に増やしていなかった。口コミも、たまにお願いする程度。
「ホームページは効果が出るまで時間がかかる」
そう言われて、それをそのまま受け取っていた部分もありました。
今思えば、面倒だから逃げていた部分もあったんだと思います。
でも後から分かりました。
時間がかかることと、何もしなくていいことは全く別です。
ホームページは、公開してから少しずつ育てる必要があります。
とはいえ、現場仕事をしながら毎日ブログを書いたり、毎日アクセス解析を見たりする必要なんてありません。
このnoteでは、現場屋が無理なく続けられる最低限の運用だけを書きます。
1. まず「自分が客だったら」で考える
ホームページは、問い合わせを取るためだけの場所ではありません。見積後や比較中のお客さんが「この会社に頼んでも大丈夫か」を確認する場所でもあります。
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運用方法の前に、一つだけ基本的な考え方があります。
自分が客になる時の目線を忘れないことです。
想像してみてください。
知らない街で飲食店を探す時。
旅行先で泊まるホテルを探す時。
ネットで少し高い商品を買う時。
いきなり何も調べず決める人より、
* Googleで検索する * Googleマップを見る * 写真を見る * 口コミを見る * 公式サイトを見る * 価格を確認する
こういうことをしてから行動する人の方が多いと思います。
工事を頼むお客さんも同じです。
会社を初めて知った時だけではありません。
見積もりをもらった後。
家族と相談する時。
他社と比較している時。
そのたびに、ホームページやGoogleマップを確認される可能性があります。
実際、俺のところでも、見積もりを出した後に夫婦でホームページを見て確認していたお客さんがいました。
だからホームページは、
「問い合わせを取るためだけのもの」
ではありません。
「この会社に頼んでも大丈夫か」を確認してもらう場所
でもあります。
迷った時は、
「自分がこの会社に初めて工事を頼む側だったら、何が見たいか?」
で考えると分かりやすいです。
2. 施工事例を増やす
施工事例は、本当にその工事をしている会社かを確認してもらう材料です。完璧な完成写真がなくても、実際に何をしたかを具体的に残していきます。
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まずは施工事例を増やす
最初にやるなら、これが一番大事だと思っています。
施工事例は単なる写真集ではありません。
お客さんは施工事例を見ながら、
* 本当にこの工事をやっている会社なのか * 自分が頼みたい工事と似た実績があるか * 仕上がりはどんな感じか
を確認しています。
施工事例が3件しかない会社と、30件載っている会社。
同じような金額なら、どちらが安心されやすいかは分かりやすいと思います。
だから、ホームページを公開した後にまず増やしてほしいのは、俺なら施工事例です。
写真は完璧じゃなくてもいい
施工事例に使う写真は、できれば完成写真が一番です。
ただ、毎回きれいな完成写真を撮れるとは限りません。
それでも、
* 工事前 * 作業途中 * 完成 * 材料 * 細かい納まり
こういう写真でも十分使えます。
一番もったいないのは、
「いい写真がないから何も載せない」
となることです。
現場で写真を撮る癖だけでもつけておけば、後からかなり使えます。
もちろん、お客様の家や敷地をネットやSNSへ掲載する場合は、事前に掲載許可を取ってください。
施工事例には「何をしたか」を書く
写真だけ載せるより、
* 地域 * 工事内容 * 商品名 * サイズ * 簡単な特徴
くらいは書いた方がいいです。
例えば、
松山市で2台用カーポートを施工しました。
これだけでもいい。
商品名まで分かるなら、
松山市でLIXIL フーゴF 2台用を施工しました。
まで書いておく。
こういう具体的な情報は、お客さんに分かりやすいだけではなく、Google検索やAI検索がページ内容を理解する材料にもなります。
難しいSEO用語を覚えなくても、
実際にどこで、何を施工したのかを普通に書く。
まずはそれで十分です。
3. Googleマップと口コミも一緒に育てる
ホームページの施工事例はGoogleマップにも活用できます。投稿と実際のお客さんの口コミを、無理のない範囲で少しずつ積み上げます。
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Googleマップにも同じ実績を載せる
ホームページに施工事例を載せたら、Googleビジネスプロフィールにも同じ現場を投稿しておく。
毎回まったく違う文章を考える必要はありません。
ホームページ用に書いた文章を少し短くして使えば十分です。
例えば、
* 近くの外構屋 * 松山市 カーポート
みたいな検索をした時、Googleマップを見る人もいます。
実際、俺のところでも、
「Googleマップを見ました」
と言って問い合わせをいただくことはかなりあります。
ホームページだけ更新して、Googleマップをずっと放置するのはもったいないと思います。
口コミは少しずつお願いする
口コミは一気に増やそうとしなくていいです。
工事が終わって、お客さんとの雰囲気も良かった時に、
もしよければGoogleの口コミだけお願いできますか?
くらいで十分です。
口コミは、自分で書いた宣伝文とは違います。
* 対応が良かった * 見積もりが分かりやすかった * 施工が丁寧だった
こういう第三者の言葉は、次のお客さんが会社を選ぶ時の安心材料になります。
無理に集める必要はありません。
1件ずつでも、実際のお客さんから少しずつ積み上げていけばいいと思います。
4. 入口は1つじゃない
SNS、ジモティ、Googleマップ、名刺など、会社を知る入口は一つではありません。各媒体を単体で判断せず、その先でホームページや実績を確認できる状態を作ります。
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SNSは全部やらなくていい
Instagram、TikTok、X、YouTube。
全部やろうとすると続きません。
無理に全部やる必要はないと思っています。
自分が使いやすいものを1つか2つでいい。
SNSの役割は、ホームページの代わりというより、
ホームページへの入口を増やすこと
くらいに考えると楽です。
SNSで施工写真を見た人が、
「どんな会社なんだろう」
と思ってホームページを見る。
この流れが作れれば十分です。
入口はSNSだけじゃない
InstagramやTikTokだけが、集客の入口ではありません。
俺自身、最初の直客づくりではジモティもかなり使いました。
端材や不要品を無料で出して、受け渡しの時に名刺を渡したり、評価が積み上がったりして、そこから実際の工事につながったこともあります。
「ジモティはなんかダサそう」 「Instagramの方がちょっとお洒落」
みたいな感覚も、正直分からなくはありません。
でも、どちらも使い方次第ではかなり強力な発信媒体になります。
大事なのは、媒体のイメージではなく、
自分のお客さんがそこにいるか 仕事につながる使い方ができるか
だと思っています。
地域によってはジモティが強いかもしれないし、Instagramが合うかもしれない。 Googleマップの方が反応がいい人もいると思います。
全部やる必要はありません。
自分の商売と相性のいい入口を1つでも増やして、その先でホームページを見てもらえる状態を作る。
それくらいで十分です。
それぞれを単体で考えすぎない
ホームページ、Googleマップ、SNS、ジモティ、名刺。
どれか一つだけでも、それなりに力は発揮すると思います。
ただ、実際にはそれぞれが別々に動いているというより、つながって効いていることが多いように感じています。
例えば、
Googleマップで会社を見つける ↓ 口コミを見る ↓ ホームページを確認する ↓ 施工事例を見る ↓ 問い合わせる
という人もいると思います。
逆に、
ジモティで知る ↓ 名刺を受け取る ↓ 後から会社名を検索する ↓ ホームページやGoogleマップを見る
という流れもあります。
SNSで施工写真を見て、会社名を検索する人もいるでしょう。
だから、
「Instagramから問い合わせが来なかったから意味がない」 「ホームページだけで問い合わせが来ないから失敗」
と、それぞれを単体で判断しすぎない方がいいと思っています。
お客さんが実際にどんな順番で自分の会社を知り、何を確認して問い合わせまで来たのかは、こちらから全部見えるわけではありません。
一つ一つの媒体を完璧にするというより、
どこで見つけても、次に会社を調べた時にちゃんと情報が出てくる状態を作っておく。
俺はその方が大事だと思っています。
ホームページ、Googleマップ、SNS、ジモティ、名刺。
入口はいくつあってもいい。
それぞれが少しずつつながって、最終的に
「この会社なら一度聞いてみよう」
と思ってもらえれば十分です。
5. 文章作りはAIに手伝わせる
文章を毎回ゼロから考えず、AIには媒体や文字数を伝えて下書きを作らせます。事実を確認し、自分の言葉に直す最後の判断は自分で行います。
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施工事例やGoogleマップ、SNSの文章を、毎回ゼロから自分で考える必要はありません。
今ならAIに、
- 何に使う文章か
- どんな内容にしたいか
- だいたい何文字くらいか
を伝えるだけでも、かなり使える下書きを作ってくれます。
例えば、
「Googleマップ用。松山市で2台用カーポートを施工。商品はLIXIL フーゴF。営業臭くせず、200文字くらい」
くらいでも十分です。
出てきた文章は、そのまま使うのではなく、
- 地域
- 商品名
- サイズ
- 施工内容
- 実際にやったこと
に間違いがないか確認する。
そのうえで、少し自分の言葉に直して完成させる。
俺は、
方針を伝える → AIに作文させる → 確認する → 添削する → 完成
くらいの使い方が、一番楽だと思っています。
AIに全部任せるというより、面倒な下書きを任せて、自分は最後の判断をするイメージです。
もう一つ便利なのが、
「何を、どこに投稿したいか」までAIに伝えることです。
例えば、
- カーポートの施工写真をGoogleマップに投稿したい
- Instagramに載せたい
- Xで短く出したい
- TikTok用に短い説明文を作りたい
- ホームページの施工事例として載せたい
と伝えると、その媒体に合わせた文章量や見せ方、投稿案まで出してくれます。
出てきた案を、そのまま全部採用する必要はありません。
何案か出してもらって、
「これは使える」 「これは違う」 「ここだけ直そう」
と選べばいい。
毎回ゼロから考えるより、かなり楽になります。
文章を書くこと自体が負担になって更新が止まるくらいなら、AIを使って下書きを作らせる方がいいと思っています。
6. ブログも毎週書かなくていい
現場仕事をしながら毎週ブログを書く必要はありません。普段の仕事で聞かれる質問や実際の相談を、無理のない頻度で残します。
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「SEOのために毎週ブログを書きましょう」
と言われることがあります。
現場仕事をしながら、そんなことを何年も続けられる人は少ないと思います。
無理に毎週書かなくてもいい。
ただ、
* よく聞かれる質問 * 商品選び * 工事の注意点 * 実際にあった相談 * 実際にあった事例
こういうことを、たまに記事として残しておくと後から使えます。
例えば、
「ブラックポリカは洗濯物干し場に向いているか?」
みたいな、お客さんから実際に聞かれたことでも十分記事になります。
わざわざブログネタを考えなくても、普段の仕事の中に結構あります。
7. Google検索だけを考えなくてもいい
Google検索だけでなく、AIが会社を判断する材料もネット上の具体的な情報です。難しい対策より、地域名・商品名・施工内容など実際の仕事を残します。
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最近はGoogle検索だけではなく、AIに、
松山市でカーポート工事を頼むなら?
みたいに聞く人もいます。
AIがどの会社を紹介するかを完全にコントロールすることはできません。
ただ、
* ホームページがある * 施工内容が具体的に書いてある * 地域名が書いてある * 商品名が書いてある * Googleマップに口コミがある * 施工事例が増えている
こうした情報がネット上に多く残っている方が、その会社について判断できる材料は増えます。
だから難しく考えず、
自分たちが実際にやった仕事を、具体的な情報としてネット上に残していく。
これでいいと思っています。
8. すぐに「失敗」と決めない
検索への反映、Googleマップの情報蓄積、お客さんの比較検討には時間がかかります。改善後は最低3か月ほど見ながら、その間も実績や口コミを積み上げます。
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ホームページを公開して1か月。
問い合わせゼロ。
そこで、
「ホームページ意味ないな」
と判断するのは早いです。
俺自身、最初はかなり受け身で待っていました。
ただ、ここで一つ知っておいてほしいのは、
ホームページやGoogleマップは、変更した翌日に全部の結果が出るものではない
ということです。
例えばホームページなら、新しく追加したページや施工事例をGoogleが見つけて、クロールして、内容を確認し、検索結果の中で評価し直すまでに時間がかかります。
Googleビジネスプロフィールも、写真、投稿、口コミなどの情報が少しずつ積み上がっていきます。
さらにGoogle側だけではありません。
お客さん自身も、
今日ホームページを見つけて、その日のうちに工事を頼むとは限りません。
家族と相談する。
他社と比較する。
工事する時期を考える。
数週間後、数か月後に問い合わせる。
こういうことも普通にあります。
だから何かテコ入れをしたら、俺なら最低でも3か月くらいは様子を見ます。
ただし、
3か月放置する
という意味ではありません。
その間も、
* 施工事例を追加する * Googleマップへ投稿する * 口コミを少しずつ増やす
こういうことは続けておく。
時間がかかるからこそ、少しずつ積む。
俺はこの考え方が一番大事だと思っています。
9. それでも弱ければ、数字で原因を見る
改善を続けても反応が弱い時は、アクセスがないのか、見られていても問い合わせされないのかを数字で切り分けます。必要な時だけC-WEBへ確認や診断を依頼できる形を想定しています。
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ホームページでは、
* 何人来たか * どのページを見たか * Googleから来たのか * SNSから来たのか * どこまで進んで問い合わせしたのか
みたいなことを数字で追うこともできます。
Google AnalyticsやSearch Consoleなどを使えば、かなり細かいところまで確認できます。
ただ、正直ここまでやると少し専門的です。
現場仕事をしながら、こういう画面を毎月細かく見る必要まではないと思っています。
まずは施工事例やGoogleマップ、口コミなどを少しずつ続ける。
何か改善したら最低3か月くらい様子を見る。
それでも問い合わせが少ない、あるいは
「そもそも人が来ていないのか、来ているのに問い合わせされないのか分からない」
となった時に、初めて数字を詳しく見ればいい。
例えば、
アクセスがほとんどないサイト
と、
毎月100人来ているのに問い合わせゼロのサイト
では、直す場所が全く違います。
こういう診断まで自分で覚える必要はありません。
必要であれば、C-WEBでも数字の確認や改善診断を、必要な時だけ依頼できる形にしていく予定です。
毎月固定費を払って管理してもらう必要はなく、
「ちょっと最近反応が弱いから見てほしい」
となった時だけ頼めるくらいでいいと思っています。
10. 最低限これだけ
毎日、完璧に運用する必要はありません。写真、施工事例、Googleマップ、口コミを少しずつ続け、何か月も何もしない状態だけを避けます。
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全部やるのが面倒なら、本当にこれだけでもいいです。
* 工事が終わったら写真を撮る * 月に1件でも施工事例を追加する * Googleマップにも投稿する * 良いお客さんには口コミをお願いする * 余裕があればSNSへ施工写真を出す
毎日やらなくていい。
全部完璧にやらなくていい。
何もしない状態を何か月も続けない。
まずはそれで十分です。
まとめ
ホームページは、作っただけで急に仕事が増える魔法の道具ではありません。
でも、
施工事例 口コミ Googleマップ SNS 記事
を少しずつ積み上げていけば、後から効いてきます。
俺自身、最初はかなり遠回りしました。
だからこれを読んだ人には、
「ホームページを作った後、何をすればいいか分からず放置する」
という失敗だけはしてほしくありません。
毎日やる必要はない。
完璧にやる必要もない。
自分が客だったら何を確認するかを考えながら、少しずつ自分の会社の実績をネット上に残していく。
何か改善したら、すぐに失敗と決めず少し時間を見る。
それでも反応が弱ければ、その時に数字を使って原因を探す。
それくらいで十分だと思っています。
最低限チェックリスト
- 工事写真を撮った
- 掲載許可を確認した
- 施工事例を追加した
- Googleマップにも投稿した
- 口コミをお願いした
- 余裕があればSNSにも投稿した
- 古い情報が残っていないか確認した
- 問い合わせボタンが正常に動くか確認した
- 改善後すぐに結論を出さず、一定期間様子を見た
実際の作業に使える素材集について
ここまでの内容を実際の作業へ落とし込めるよう、施工事例文テンプレート、Googleビジネス投稿文、口コミ依頼文、チェックリスト、AIプロンプトなどをまとめた実行素材集も用意しています。
C-WEB購入者には、無料特典として提供予定です。
一般向けには、単体2,980円で販売しています。
考え方だけでなく、実行素材まで欲しい方へ
施工事例文、Googleマップ投稿、口コミ依頼文、AIプロンプトなど、HP公開後にそのまま使える形でまとめています。
有料noteの内容を見る ↗C-WEBでHP制作をご依頼いただいた方には、無料特典として提供予定です。HP制作そのものを相談したい方へ
現場仕事を理解したホームページ制作について、必要なページ構成や進め方を案内しています。
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