直客の依頼が入り始めた頃は、断られるのが怖くてかなり安い金額を出していました。
せっかく自分を見つけてくれたのだから取りたい。実績も増やしたい。そんな気持ちが先に立ち、必要な経費や自分の時間を十分に見ていませんでした。
仕事が取れても余裕が残らない
見積りが通ると、その瞬間はうれしいです。しかし工事が始まると、追加の連絡、材料の手配、現場確認など、見積書に見えていなかった時間が出てきます。
終わってから計算すると、思っていたほど残っていない。直客なのに下請けより苦しい仕事もありました。
安さだけで選ばれる不安
安く出せば相談は増えるかもしれません。ただ、次も同じ価格を期待されます。値段以外の理由で選んでもらえる材料がなければ、ずっと安さで比べられます。
施工写真や説明、対応の丁寧さを見せることは、値上げのためというより、適正な金額を説明するために必要でした。
今も価格は難しい
いまなら何でも正しく値付けできる、とは言えません。仕事の条件は毎回違います。
ただ、取るためだけの金額ではなく、問題なく完成させ、次の仕事も続けられる金額かどうかを見るようになりました。安売りした時期も、無駄ではなかったと思っています。
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