当時の自分は、ネットがかなり苦手でした。
ホームページを作った方がいい。
それくらいは分かっていました。
でも、
「どこに頼めばいいのか」
「何を基準に選べばいいのか」
「そもそも何を用意すればいいのか」
その辺が全く分かりませんでした。
なので、ネット関係が得意な弟に頼みました。
ホームページ制作会社を探すところからです。
今思えば、業者探しすら自分でできなかったんやなと思います。
弟には、制作会社を探してもらって、やり取りの間にも入ってもらいました。
その手間賃として、確か30万円くらい払いました。
ホームページの制作自体は、およそ120万円。
合計すると、
約150万円。
今考えても、まあまあ大きい金額です。
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それでも、当時は必要だと思っていた
「150万円も払ったんですか?」
と言われるかもしれません。
でも当時の自分には、それくらい払ってでも必要だと思っていました。
ジモティやGoogleビジネスから少しずつ直客が増えてきて、
「ちゃんとしたホームページがあった方がいい」
という感覚が強くなっていた頃です。
自分の仕事を説明できる場所。
施工写真を置ける場所。
問い合わせ先をまとめられる場所。
GoogleマップやSNSから飛んで来てもらう場所。
そういう「自分の店」がネット上に欲しかった。
ただ、自分では作れない。
だから金を払うしかありませんでした。
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依頼してから公開まで、確か2か月くらい
制作会社にお願いして、
そこから公開まで確か2か月くらいかかったと思います。
写真を用意する。
内容を伝える。
確認する。
修正をお願いする。
また待つ。
完成した物を見る。
今なら普通の制作工程だと分かります。
でも当時の自分からすると、
「ホームページってこんなに時間かかるんやな」
という感覚でした。
もちろん、制作会社が悪かったわけではありません。
ちゃんと作ろうと思えば、確認も必要です。
でも、自分は現場仕事をしながらなので、Web制作のためのやり取り自体が慣れないことです。
それだけでも地味に疲れます。
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公開したら、すぐ問い合わせが来ると思っていた
これは、かなり勘違いしていました。
ホームページを作る。
公開する。
そうしたら、
「これで問い合わせ増えるやろ」
くらいに思っていました。
でも、そんな簡単ではありませんでした。
公開したからといって、次の日から急に問い合わせが増えるわけではありません。
当たり前ですが、
そもそも見てもらわないと意味がない。
Googleビジネス。
施工写真。
口コミ。
SNS。
検索。
そういうものと少しずつつながって、ホームページが機能し始めます。
当時の自分は、そこまで分かっていませんでした。
150万円払ってホームページを作れば、何かが一気に変わる。
少しはそんな期待もしていたと思います。
でも実際は、
作っただけでは何も始まりませんでした。
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それでも、作った意味は後から出てきた
すぐ問い合わせが増えなかったから、
「150万円無駄だった」
とは思いません。
むしろ今振り返ると、あのホームページがあったからこそ、後から色んな物がつながりました。
Googleビジネスからホームページへ。
SNSからホームページへ。
口コミで名前を聞いた人が検索してホームページへ。
施工写真を見た人が、さらに詳しくホームページを見る。
そうやって少しずつ入口が増えていきました。
ホームページ単体で仕事を取るというより、
色んな場所から来た人を受け止める場所
として機能し始めた感じです。
これは後から分かったことでした。
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一番面倒だったのは、ちょっと直したい時
ホームページを持ってから分かったことがあります。
それは、
公開後のちょっとした修正が地味に面倒
ということです。
文章を少し変えたい。
写真を追加したい。
問い合わせ先を変えたい。
こちらからすると、
「ちょっと直すだけ」
です。
でも自分では触れません。
制作会社に連絡する。
どこを直したいか説明する。
場合によっては費用を聞く。
お願いする。
そして反映を待つ。
大きな修正なら分かります。
でも、本当に少し直したいだけでも同じ流れが発生します。
この
問い合わせる ↓ 説明する ↓ 金額を確認する ↓ 頼む ↓ 待つ
が、地味にストレスでした。
現場仕事をしている人なら分かると思いますが、
自分の中では5分で終わるつもりのことに、
何日もかかる可能性がある。
この感覚がしんどかったです。
ホームページを作った後に何を続ければいいかは、連載とは別にHP公開後の最低限運用ガイドとしてまとめています。
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「連絡すること自体が面倒」という感覚
制作会社側からすれば、
「言ってもらえれば直しますよ」
だと思います。
でも、現場側からすると、
その“言う”こと自体が面倒なんです。
これ、かなり大きいです。
電話する。
メールする。
修正箇所を説明する。
返事を待つ。
また確認する。
Webが得意な人からしたら大したことないかもしれません。
でも、自分みたいに現場仕事しかしてこなかった人間には、
慣れないことを何度もやるだけで、かなり面倒に感じます。
今思えば、
この経験が、今のホームページ制作で
「客側の工数を極限まで減らしたい」
と思う理由の一つになっています。
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自分が嫌だったことを、今は減らしたい
長時間の打ち合わせ。
よく分からない専門用語。
大量の資料準備。
写真がないから止まる。
ちょっと直したいだけなのに連絡が必要。
修正時期も費用も、聞かないと分からない。
当時の自分が面倒だと思っていたことを、
今は一つずつ減らそうとしています。
だから今、自分がホームページ制作を受ける時も、
できるだけこちらで考える。
必要な物はこちらで用意する。
スマホだけでも進められる。
写真は後から自分で追加できる。
分からないことを、無理に客側へ投げない。
そういう作り方にしています。
別に、
「昔の制作会社が悪かった」
と言いたいわけではありません。
むしろ、自分が実際に発注側を経験したから、
何が面倒だったかが分かるようになった。
それだけです。
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150万円払った経験も、今では無駄ではなかった
当時は、
「高いな」
と思いました。
公開まで時間もかかりました。
作ったからといって、すぐ問い合わせが増えたわけでもありません。
軽い修正にも手間がかかりました。
でも、全部経験しました。
発注する側。
待つ側。
修正を頼む側。
「これ、もっと簡単にならんのかな」
と思う側。
今は逆に、作る側にもなっています。
だから、
昔の自分が嫌だったことを減らした形で作りたい。
そう思っています。
約150万円かけた最初のホームページ。
すぐに人生を変えてくれたわけではありません。
でも、あれがなかったら、
今の自分がホームページについてここまで考えることもなかったと思います。
遠回りだったかもしれません。
でも、
遠回りしたから分かることもあります。
今はそう思っています。
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